
南米コロンビアで最初に「かるた部」を立ち上げた人がいる。コロンビア人の合気道家アンヘリカ・ヒメネスさん(45)だ。一瞬の集中力、姿勢を低くした構え、礼儀作法、試合をする際の服装などが合気道と重なることに強く心を惹かれた。…
【続きを読む】南米コロンビアで最初に「かるた部」を立ち上げた人がいる。コロンビア人の合気道家アンヘリカ・ヒメネスさん(45)だ。一瞬の集中力、姿勢を低くした構え、礼儀作法、試合をする際の服装などが合気道と重なることに強く心を惹かれた。…
【続きを読む】南米コロンビアで最初に「かるた部」を立ち上げた人がいる。コロンビア人の合気道家アンヘリカ・ヒメネスさん(45)だ。一瞬の集中力、姿勢を低くした構え、礼儀作法、試合をする際の服装などが合気道と重なることに強く心を惹かれた。…
2025年のノーベル平和賞を受賞したのは、ベネズエラの反体制派活動家のマリア・コリーナ・マチャド氏(58歳、女性)。ベネズエラはマドゥロ独裁政権下でおよそ10年にわたって世界最悪レベルのインフレが続き、1カ月の最低賃金は…
「めでたいけれど、これでベネズエラは変わるのだろうか」。これは、独裁政治が続く南米ベネズエラの反体制活動家マリア・コリーナ・マチャド氏(58)のノーベル平和賞受賞が決まったとき、あるベネズエラ人が発した言葉です。 日本の…
日本に興味のあるコロンビア人が集う「メデジン日本クラブ」が同国第2の都市メデジンで開催するクリスマスチャリティー演劇が、この12月で17回目を迎える。日本語とスペイン語で演劇をする、題して「サンタプロジェクト」。メデジン…
「世界最恐」とかつて呼ばれた、コロンビア第2の都市メデジンにある貧困地区コムナ13(13地区)。この場所で橋や公園を作るボランティア活動を続ける人がいる。元コロンビア国軍副一等軍曹(Sargento viceprimer…
合計19年、2度の兵役を経験したコロンビア人のジョン・エドガーさん(50歳)が最後に母と会ったのは故郷を離れた13歳のときだ。コロンビア内戦の激戦地で生まれたエドガーさんは左派ゲリラから逃れる形でメデジンへ行き、その後、…
水道から水が出るのも、電気が来るのも週にわずか2時間程度。夜通し並んでも手に入るのは主食のトウモロコシの粉一袋――。そんなベネズエラの暮らしから抜け出そうとコロンビアへ逃れたベネズエラ難民がいる。グラフィラ・ラボリスさん…
「自分の大切な“子どもたち”を守るためにやりたいことがある」。こう力を込めるのは、50年以上続いたコロンビア内戦の国内避難民とその子どもたちをアンティオキア県メデジン郊外の貧困地区アヒサルで支援するNGOコアパスの代表を…
夫を含む親せき4人を50年以上続く内戦で殺され、コロンビア第2の都市メデジンの郊外にある貧困地区アヒサルに避難してきた女性がいる。マルタ・エレナさん(42歳)だ。今は氷を売って、戦闘がない場所で家族5人で暮らす。生活は苦…
「1970年代の日本には、NGOという単語もなかったけれど、生きる道を探していたら、アフリカにたどり着いていた」。こう語るのは、1983年から医師としてタイとエチオピアで救援活動をし、現在はアフリカ日本協議会(AJF)の…