
「頭が痒い。水浴びをしよう」。と思っても、ベナンではそうもいかないようだ。ベナンの女性は自分の髪の毛で「ブレイズヘア」といわれる編み込みをしたり、エクステをつけるのが主流。エクステを一度つけると髪は洗えない。 長い髪で魅…
【続きを読む】「頭が痒い。水浴びをしよう」。と思っても、ベナンではそうもいかないようだ。ベナンの女性は自分の髪の毛で「ブレイズヘア」といわれる編み込みをしたり、エクステをつけるのが主流。エクステを一度つけると髪は洗えない。 長い髪で魅…
【続きを読む】「頭が痒い。水浴びをしよう」。と思っても、ベナンではそうもいかないようだ。ベナンの女性は自分の髪の毛で「ブレイズヘア」といわれる編み込みをしたり、エクステをつけるのが主流。エクステを一度つけると髪は洗えない。 長い髪で魅…
ベナン南西部のドボ市ザフィニャンマメイ村 にアブラヤシの葉柄(葉身と茎を接続している柄状の部分)からカゴを作って売る女性がいる。母から仕事を継いだ、30代とおぼしきクウディ・クリスティンさんだ。「カゴ作りは簡単な作業だか…
ベナン南西部のドボ市トタ村に暮らすイブス・ウィウィさん(20)は小さな「道端ガソリンスタンド」の経営者だ。大学の学費を稼ぐため3年前に実家の土地の端で始めた。ガソリン価格が高騰する今、粗利(人件費を除く経費を売り上げから…
ベナンでは燻製の仕方が日本とまったく違う。ベナン南西部のドボ市フォンコメ村で燻製の魚を売る女性によると、日本では不可欠のチップは使わない。直火で、アブラヤシの枝とトウモロコシの葉を燃やして煙を出すだけだ。 トウモロコシの…
ベナン南西部のドボ市グァジャメ村 に赤ヤシ油の販売で家族を支える女性がいる。母から家業を継いだジョウィ・ジェンヌさん(53歳)は、自分の畑で栽培するアブラヤシから赤ヤシ油を作り、仲買業者に売る。「ピークの時期を外すと高く…
ベナン南西部のドボ県ポゴドゥー村で農業を営むトボ・フエさん(88)とベジヌ・シルさん(70)の姉弟。2人は、子どもには村から出て稼いでほしい、と近代的な生活を活用したいと口をそろえる。一方で、新しく入ってくる外国製品や村…
ベナン南西部のクッフォ県ドボ市ポゴドゥー村に、寝る間も惜しんでブードゥー教の信者に尽くす、大人気のブードゥー教の最高指導者(シェフ)がいる。スクダン・クウェシィ・フェリス氏(50代前半)だ。フェリス氏は、信者らが抱える問…
「水のタンク? そんなものを買うお金はない」。こう語るのは、ベナン南西部のポゴドゥー村にある唯一の小学校で校長を務めるカクポ・ベノイットさん(42)だ。ポゴドゥー小学校には水道も、井戸も、貯水タンクもない。水がないなかで…
西アフリカ・ベナン南西部に位置するドボ市アホメ村のトガン・ジドニ・クラベシ氏(35)は、ブードゥー教のシェフ(最高指導者)のひとりだ。彼は儀式や祝詞によって、6つのブードゥー教の神のご利益を村人に授ける。その返礼としての…
西アフリカ・ベナンの農村には占いで選ばれる「女王」が存在する。ベナン南西部のドボ市アホメ村に住む60代前半のアロファ・エボ女王もその一人だ。地元の言葉アジャ語で女王は「ダシ」と呼ぶ。ダシの仕事はたった一つ。「祈りを捧げる…