「苦労したから今がある」ブラジル日系2世、貧農から三菱商事、そして“フルタイムボランティア”

「ここは将来性がないから、サンパウロに行きなさい」。これは、ブラジルに渡った日系2世の中村信子さん(81歳)の父が死ぬ間際に残した言葉だ。“ここ”とは、中村さん一家が開拓しトマト農園を営んでいたブラジル南部のリオグランデ…

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「ここは将来性がないから、サンパウロに行きなさい」。これは、ブラジルに渡った日系2世の中村信子さん(81歳)の父が死ぬ間際に残した言葉だ。“ここ”とは、中村さん一家が開拓しトマト農園を営んでいたブラジル南部のリオグランデ…

貧しさをブラジルの「教育」で、夫の死を日本の「武道」で――2つの祖国に支えられた日系2世の人生

「お金のない私が大学に行けたのはブラジルのお陰。うつにならなかったのは日本のお陰」。そう語るのはブラジル・サンパウロ在住の日系2世、中原晴美さん(69歳)だ。彼女が貧困から抜け出せたのはブラジルの公立大学の授業料が無料だ…

幼いころの夢は将校だったミャンマー青年が徴兵を逃れタイへ、低収入でも笑顔でいられる「希望の呪文」

「考えすぎない。なんとかなるさ」。こう語るのは、タイ・チェンマイ在住のミャンマー人、サンタアンさん(32歳)。彼は空軍基地のあるミャンマー中部のマグウェ市で生まれ、ミャンマー国軍による徴兵を逃れるため2024年7月にチェ…