【10/8開始】日本にいながら途上国に詳しい記者になる『77日記者研修』(第8期)の参加者募集(〆切9/24)
ベネズエラ、スーダン、エチオピア、コンゴ民主共和国、イラン、イエメン、シリア、ロヒンギャ、ヤジディ教徒――。76億人が暮らす地球上では日々、大手メディアがカバーしきれない「危機」が起きています。
こうした危機に直接巻き込まれる人たちの人生を、一度でも本気で想像したことはありますか? 一生を棒に振る、と言ってしまっていいのかどうかわかりませんが、凄まじいことです。ganasは常に、弱者に寄り添うメディアであり続けたいと考えています(だから広告主もいませんし、自由に書けます)。
ganasが強く意識するのは、「日本であまり知られていない“世界で起きていること”を伝えること」「途上国のさまざまな問題に取り組む人や組織を取り上げること」「物事にはこんな見方もあるよ、と途上国の価値観・多様性から学ぶ記事を発信すること」の3つです。こんなNPOメディアは他にありません。
ですが、これらは言うは易し行うは難しです。途上国の知識も、記事を書くスキルも必要なわけですから。
そこでganasは2016年春から、日本にいながら途上国に詳しいganas記者を育てる『77日記者研修』を始めました。「途上国・国際協力」と「伝わる書き方」を同時に超実践的に学べる日本で唯一のプログラムです。今回が8期目。
第8期の『77日記者研修』の期間は2019年10月8日(火)~12月24日(火)。研修生はganasの記者になって、途上国・国際協力の知識からネタの探し方、視点のもち方、取材の仕方、伝わる記事の書き方までを集中的に学びながら、国際協力のさまざまな分野のキーパーソンを取材し、記事を書き、それをganasのウェブサイトに署名記事で発信します。
応募資格は、途上国のさまざまこと(政治、経済、社会)や国際協力のトレンドを知りたい方、記事の書き方(伝わる書き方)を本気で習得したい方、ご自身の知識を生かして記事を発信したい方など。首都圏在住の社会人または大学生であれば、年齢、学歴不問です。ganas編集長が責任をもってマンツーマンで指導させていただきます。
取材・執筆するテーマは、途上国・国際協力のことなら自由です。東南・南・中央アジア、大洋州、アフリカ、中東、ラテンアメリカ、持続可能な開発目標(SDGs)、平和構築、難民、少数民族、貧困、ジェンダー、BOPビジネス、民主化、宗教、子ども、教育、食文化、音楽、幸福‥‥。取材先はNGOや国際機関、途上国で活躍する起業家、日本在住の途上国出身者など。ご自身が興味のあることを、『77日記者研修』を通してぜひ深めてください。そのためのバックアップは惜しみません。
『77日記者研修』は、修了後にganasの中核記者になっていただくことを前提としています。NPOメディアの運営に携わることもできます。ですので、本気度の高い方の参加を歓迎します。途上国・国際協力を一緒に盛り上げましょう! 募集人数は限定4人。
記事の反響が大きければ、大手メディアの記者から逆に取材を受けたり、イベントへの登壇を要請されたりすることもあります。大手メディアが注目しない「途上国を多角的にとらえた記事」の発信は大きな社会貢献にもなります。
【77日記者研修の7大メリット】
1)ganas編集長からマンツーマン指導を受けられる!
視点のもち方、ネタの見つけ方、取材先の探し方、取材依頼の方法、取材の仕方、記事の書き方などをganas編集長が研修生一人ひとりに懇切丁寧に指導します。“なんちゃって記事”ではなくて、プロが書くようなスタイルの記事を書けるようになります(ただし努力は必要です)。
2)キーパーソンを取材できる!
国際協力のさまざまな分野のキーパーソンを取材できます。グローバルな知識が深まるのはもちろん、物事にはいろんな見方があることも実感できます。取材には最初は編集長または編集部員が同行します。ganasの名刺を支給するので、慣れたらご自身で取材に行っていただきます。座学ではなく、生の知識と実践的な経験を積めるのが魅力。事前準備から記事の執筆まで編集長がサポートします。
3)「グローバルライター講座」にも無料参加できる!
『77日記者研修』のプログラムには、毎回好評の「グローバルライター講座」への参加も含まれます(10月23日~12月11日の毎週水曜日19時~20時45分、合計8回)。グローバルライター講座は座学が中心。そこで学んだテクニックを『77日記者研修』で実践するというイメージです。『77日記者研修』は、グローバルライター講座の強化・実践版と考えるとわかりやすいかもしれません。
4)ganasの中核記者を育てたいから低価格!
教室で指導を受けられる時間は合計50時間です(これ以外に、オンラインでの指導や取材の同行などがあります)。『77日記者研修』の参加費(5万8000円)を単純に50時間で割ると、1時間当たりの費用は1160円です(オンラインでの指導などを含めば1000円以下)。テキストを購入していただく必要もなく(支給します)、かなりお得。ganasの中核記者になれば、その後は無料で学び続けられます。ganasの中核記者(OB・OGも含め)は、ganasでの経験を踏み台にいろんな分野(大手メディア、各省庁など)で活躍しています。
5)一流のプロボノデスクに添削・校正してもらえる!
研修生が書く記事が一定の水準に達した段階で、一流のプロボノデスクに添削・校正してもらうことも可能です。ganasのプロボノデスクは大手メディアの現役幹部・記者、元記者などです。メディアに興味のある方にとっては最高の環境を提供します。食事会なども定期的に開いていますので、刺激的な裏話を生で聞くこともできます。ganasのメンバーで大手メディア(NHKや共同通信など)に就職した人は多数います。
6)みんなで集まってハードに楽しく!
『77日記者研修』の研修生は週に1回(火曜日の夜)、協働スペース(東京・市ヶ谷のJICA地球ひろば)に集まって、記事についてフィードバックしあったり、取材計画を一緒に立てたりします。仲間同士でハードに楽しくレベルアップしていただきます。これまでの研修生は、NGOの元職員、マーケティング会社の元社員、スワヒリ語学科卒のコンサル会社社員、NGOの運営にかかわる元商社マン、公務員、PR会社の社員、これから青年海外協力隊に参加する人、大学生など、ユニークな顔ぶれでした。
7)途上国を取材できるプログラムに2万円引きで参加できる!
ganasは2・3月と8・9月に、途上国に行って取材し、記事を書き、発信する唯一無二のプログラム「Global Media Camp」を開いています。これまでに訪れたのはフィリピン、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、南米コロンビア、西アフリカのベナン、インド、タイの8カ国。今回の『77日記者研修』の研修生は、2020年春の「Global Media Camp」に2万円引きで参加できます(+早割との併用も可能です)。開催地は未定ですが、魅力的な国を取材できるよう調整中です。途上国での取材は刺激的です。
【日程・場所】
・77日記者研修
10/8(火)、10/15(火)、10/22(火)、10/29(火)、11/5(火)、11/12(火)、11/19(火)、11/26(火)、12/3(火)、12/10(火)、12/17(火)12/24(火)
*10月8日~12月24日の火曜日(全12回)
*時間は18~21時
*場所はJICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町10-5)。詳細は参加が確定した方にご連絡します
・グローバルライター講座(首都圏)
10/23(水)、10/30(水)、11/6(水)、11/13(水)、11/20(水)、11/27(水)、12/4(水)、12/11(水)
*10月23日~12月11日の水曜日(全8回)
*時間は19時~20時45分(初回は20時45分~21時15分に簡単な懇親会)
*場所はJICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町10-5)
*グローバルライター講座のみの受講も可能です。
【77日記者研修の内容】
途上国・国際協力に詳しい記者になるために必要な知識、取材方法、記事の書き方などを集中的に学んでいただきます。研修中は、週に1回のペースで取材に行き、記事を書いてください。研修の修了後は、ganasの正式なメンバー(中核記者)になっていただき、無料で継続的に指導を受けることができます。
【金額】
5万8000円(グローバルライター講座の受講料含む)
*研修生の都合により入金後に辞退されても返金はいたしません。ご了承ください
【対象】
・ganasの記者になりたい方
・途上国や国際協力に興味のある方
・記者の仕事やグローバルな仕事に関心のある方
・「書く技術」「質問力」「編集力」「発信力」など一生もののスキルを本気で向上させたい方
・国際協力NGOに興味のある方
・NPOメディアの運営にかかわりたい方
・途上国や国際協力について自ら発信したい方
・最後までやり抜く強い気持ちと責任感をおもちの方
・ふつうのインターンよりも、実践的な学びが得られることに挑戦したい方
・首都圏にお住まいの方
【募集人数】
限定4人
【応募方法と締め切り】
下のメールアドレスに履歴書(書式自由。志望動機を詳しく書いてください)をお送りください。2019年9月24日(火)23時59分必着。応募者に対して概要説明と簡単な面談をさせていただきます。まずは話を聞いてみたいという方もお気軽にご連絡ください。
*締切日は9月24日ですが、早期応募など熱意ある姿勢を高く評価します
*応募書類送付先:devmedia.ganas@gmail.com
【備考】
取材と記事執筆はおそらく、とりわけ最初は想像以上に大変です。ただし真剣に取り組めば、劇的にスキルアップできるうえに、途上国と国際協力に詳しくなることを保障します(本人の努力は必要です)。熱意のある方を歓迎します。
【研修担当】
長光大慈(特定非営利活動法人開発メディア代表理事、ganas編集長)
上智大学法学部を卒業後、アジア最大の日本語媒体であるNNA(現在は共同通信グループ)のタイ支局とフィリピン支局を立ち上げる。電気新聞記者、フリーライター、デベックス・ジャパン・メディア部門責任者などを経て現職。合計10年以上の海外在住経験(米国、タイ、フィリピン、インドネシア、ベネズエラ)、およそ45カ国の渡航経験をもつ。青年海外協力隊のOBでもある。ハンモックのコレクター。メディアの仕事を始めて今年でちょうど25年。
【お問い合わせ先】
特定非営利活動法人開発メディア(ganasの運営団体)
メール:devmedia.ganas@gmail.com
【これまでの研修生(現在はボランティア記者)が書いた記事】
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・世界初のマラリアワクチン実用化なるか! マラウイ・ケニア・ガーナで試験投与スタート
・アフリカのスタートアップが世界の課題を解決する! アフリカに特化する日系VCに聞いてみた
・オタワ条約から20年も世界に埋まる地雷は5000万個! 解決のカギは朝鮮半島
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・フリーランスで国際協力を仕事にする原貫太さん、資金源は「ウガンダのごみ&手洗い活動」の発信!
・日本の技術を母国で生かす! 横浜国大で土木を学ぶアジアの留学生たち
・【ウガンダ難民物語①】ムセベニ大統領は世界最悪の独裁者だ! 私が故郷を脱出した理由
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・JICAがモザンビーク農民の自給自足を破壊!? 日本向けの大豆を作るため土地奪う
・「退職金を払って!」 ユニクロ、インドネシア下請け工場の元従業員らの要求を拒否
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・途上国で栄養不良かどうかを調べるのは大変だった! 測定者も赤ちゃんもお母さんも‥‥
・【書評】中学生でも児童労働のひどい実態がわかる本! 「わたし8歳、職業、家事使用人。」
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・「日本人の誰かがモスル奪還作戦を取材しなくては!」、イラクで拘束されたジャーナリスト常岡浩介氏に聞く③
・ギリシャで足止め食うシリア難民、「メンタルの病気が増えている」と日赤医師が懸念
・「IS司令官との出会いは偶然だった」、イラクで拘束されたジャーナリスト常岡浩介氏に聞く②
・「身の危険は感じなかった」、イラクで拘束されたジャーナリスト常岡浩介氏に聞く①
・4月25日は「世界マラリアデー」、地下鉄に中吊り広告「2分に1人、蚊に刺されるだけで子どもの命が奪われる」
・東アフリカのLGBTを撮った写真展、新宿2丁目で5月9日まで!
・マラリアは日本で流行する? 蚊の専門家・高木正洋名誉教授「可能性は低い」
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・「森は地球のエアコン。だから守る」、ダイキンがリベリアでSDGs活動
・52万人が携帯アプリで健康相談! 南ア生まれのヘルスケアサービス「ハロードクター」が6カ国に進出
・「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」実現の壁は財源だけか、8割のアフリカ人はいまも伝統医療に頼っている!
・「日本企業の皆さん、ナイジェリアで現地調査を代行します!」、早大男子が挑戦する新ビジネス
・“蚊を飲み込む!シャープの空気清浄機”が東南アジアでブレイク! 日本に逆上陸
・“すべての銀行・決済サービスで利用可能”なモバイルサービスをルワンダが導入へ、国家収入が増える!?
・世界初のマラリアワクチン誕生か?! 阪大がブルキナファソで臨床
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・神戸市がルワンダのICTを盛り上げる!? 日本企業のアフリカ進出をバックアップ
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