【SDGs市民社会ネットワーク X ganas】11月20日に「SDGs大学」開校します!
世界を良くするNGOのとりまとめ役「SDGs市民社会ネットワーク」×途上国・国際協力の専門メディア「ganas」がお届けする、持続可能な開発目標(略称:SDGs)解説・集中セミナー!
【申込ページ(追加募集)はこちら】
貧困や飢餓、ジェンダー不平等、地球温暖化…私たちが生きる世界では、たくさんの課題があります。多くの課題を包括的な解決ができるよう、国連は2015年に持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)を発表しました。課題17個に絞り、世界各国が取り組んでいます。
SDGs大学では、世界が一致団結して取り組む課題を知り、どうすれば解決できるか、専門家の話を聞きながら、学生や社会人の垣根を越えて話し合います。会場は、学びの機会が限られる社会人が、より来やすいよう東京・大手町の日本NPOセンターです。今まであったことのない人たちとつながり、インターンや将来のキャリアアドバイスももらえます。
また、参加者は、セミナー5回のうち興味があった1回を選んで、記事を書いてもらいます。優秀な記事に選ばれれば、ganasのWebサイトに掲載後、FacebookやTwitterにもシェアされます。あなたの記事がいろんな人に読まれて、有名人になれるかも!
SDGsを5回集中セミナー(下記参照)で理解し、世界全体が抱える課題を解決する力を身に付けませんか?
*11/20、27、12/4、11、18の計5回。それぞれ19:00-21:00
■読者に響く書き方、教えます(論文対策に役立つかも!?)
受講者は1トピックを選び、A4レポート(1200文字)の記事を作成。ganas現役記者がメンターになり書き方をサポート。またプロボノデスクによる原稿チェックが受けられます。さらに優秀記事に選ばれるとganas Webページに掲載されます。
*動画撮影、中継機能を通じて掲載(参加申込者のみ)もあり。
■日時
2017年11月20日より 講座開始(※11/20、27、12/4、11、18の計5回)
平日夜19‐21時の2時間。前半45分は講師による講義、後半はモデレーターが入った参加者による質疑応答。
*各回のみの受講も可能。
■会場
特定非営利活動法人 日本NPOセンター会議室
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町2- 2-1 新大手町ビル地下1階
地下鉄「大手町」駅B3出口直結
■受講料・定員
5回シリーズ(文章作成メンター料込):社会人40,000円、学生35,000円
各回ビジター:社会人8,000円、学生7,000
定員20名
■申込み・お問合せ先
申込方法:Peatixページのチケット購入ボタン(0円。参加表明のみ)よりアンケートを記入の上、お申込みください。後日、振込手続きを登録メールにご連絡いたします。
お問合せ先:ganas記者 名竹恵美(なたけえみ) emi.natake@gmail.com
*36時間以内にご返信いたします。
★応募締切
11月14日(火)0:00。ただし定員に達し次第締め切り。
■SDGsとは?
2015年9月に国連採択されたSDGsは、2030年までに17のゴール、169のターゲットを包括的に解決していく目標です。定期的にゴールの進捗や評価を進め、世界の貧困をなくし、持続可能な世界の実現を目指します。SDGsは、先進国も自身の社会課題解決を目指す、初の包括的な開発目標です。今までの開発目標は、開発途上国が主な対象で先進国は支援のみでしたが、今回は開発途上国だけでなく、先進国も含む全世界が一丸となって目指します。
例えば・・・
ゴール1「貧困の根絶」は、日本国内でもニュースとなった「こどもの貧困」の防止。
ゴール8「よい仕事と経済発展」は、昨年から日本で問題となった長時間労働・過労死の防止・改善や、超高齢化社会における労働構造の変化の推進と深くかかわります。
すでに大企業がSDGsを意識したビジネスを進め、昨年は内閣府に推進会議の設置もありましたが、日本人でSDGsを知っている人は30%だけだったそうです(世界平均56%)(日経産業新聞2016/12/8)(PwC2016/08)。貧困など、それぞれの課題があることは知っているけど、それらを解決するカギでもあるSDGsを知らないのは損です。この機会にSDGsを知り、よりよい未来を創っていきましょう。
講義概要
各回90分。45分が講義、その後モデレーターが国内課題との関連について10分ほどレク、45分参加者との質疑応答。
*各講義後、講師も交えた交流会を開催(参加費は別途発生します)。講師への直接の話を聞いたり、スタッフからSDGsの最新状況を聞くこともできます。
<講師略歴>
第1回
稲場 雅紀(NPO法人「アフリカ日本協議会」国際保健部門ディレクター、一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク専務理事)
1969年生まれ。90年代初頭から横浜市寿町の日雇労働運動で保健・医療活動を担当、その後、自身がゲイであることからLGBTの人権運動に身を投じる。2002年より「アフリカ日本協議会」でアフリカのエイズ問題に政策面から取り組み、2005年から「ミレニアム開発目標」(MDGs)の推進に取り組む。2009年よりMDGs推進のためのNGOネットワーク「動く→動かす」事務局長。2012年に「持続可能な開発目標」(SDGs)の策定が決定されて以降、SDGsの策定に日本からNGOとしてかかわり、2016年にSDGsが実施の段階になったところで「SDGs市民社会ネットワーク」を創設、本年7月より同ネットワークの専務理事・事務局長を務める。
(モデレーター)長光 大慈(NPO法人開発メディア代表理事、開発メディアganas編集長)
上智大学卒業後、タイとフィリピンで日本語メディアの立ち上げに参画。日本に戻り、電力業界紙の記者を経てフリーに。青年海外協力隊としてベネズエラで活動した経験をもつ。これまでに住んだ外国は5カ国、訪問したのは40カ国以上。ハンモックのコレクター。座右の銘は「Enjoy life’s adventures」。
第2回
福田 友子(公益財団法人ジョイセフ アドボカシーグループ グループ長)
幼少期をアジアで育った経験を活かしたいと考え、大学を卒業後には人と人をつなぐ仕事が可能なNGOへの就職を希望。1995年に公益財団法人ジョイセフ(当時は家族計画国際協力財団)に入団。ジョイセフでは国連人口基金、国連児童基金、世界銀行、欧州連合の委託を受け、アジア地域の事業、特にラオス、ミャンマー、バングラデシュや東ティモールでのプロジェクトを担当。健康教育(行動変容のためのコミュニケーション)の専門家として、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ地域の10カ国以上で技術移転に力を注いだ。2015年4月からは日本政府への政策提言などを行うアドボカシーグループのチーフとして活動している。
(モデレーター)本田恭助(認定NPO法人日本NPOセンター 基板開発チームスタッフ)
1957年長崎県生。花王の新しい人事制度の一つ「シニア人財の強みが活きる職務の選択肢・活躍の場拡大」を利用して、2017年10月定年退職を前に同年6月から花王株式会社より出向。花王では一貫してマーケティング畑で、商品開発、ブランドコミュニケーション、国際事業を担当。日本NPOセンターでは、生活者が衣食住をしている地域現場を強く意識しながら、持続可能で豊かな社会・生活の実現の一助になれるよう、企業視点を保ちながら一緒に取り組みが出来たらよいなぁと思っています。
第3回
松中権(認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ 代表)
1976年、石川県金沢市生まれ。一橋大学法学部卒業後、株式会社電通に入社。海外研修制度で米国ニューヨークのNPO関連事業に携わった経験をもとに、2010年、NPO法人を仲間たちと設立。2013年、米国国務省主催の「International Visitor Leadership Program」の研修生に選出され、全米各所でLGBT関連の活動団体や政府系機関のリサーチを実施。一般財団法人「mudef」の理事も務めている。2016年、第7回若者力大賞「ユースリーダー賞」受賞。2017年6月末に16年間勤めた電通を退社し、二足のわらじからNPO専任代表に。LGBTと社会をつなぐ場づくりを中心としたこれまでの活動に加え、2020年に向けたプロジェクト等に取り組む。
(モデレーター)吉田建治(認定NPO法人日本NPOセンター事務局長)
1979年奈良市生。立命館大学政策科学部卒。大学在学中の1999年、奈良の古い街並みを保存するNPOと出会い、活動を通してNPOが主体となった地域づくりに興味を持つ。2001年より大阪ボランティア協会職員、2004年より日本NPOセンター職員。NPOが多様なステイクホルダーと共に地域課題に取り組む機会作りを進めている。NPO向けの情報化支援担当、児童館とNPOをつなぐ「子どものための児童館とNPOの協働事業」などを担当。東日本大震災以降は現地NPO応援基金、大和証券フェニックス・ジャパンプログラムなどを兼任し、組織基盤強化支援に取り組んだ。また、「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」を通じて、災害ボランティアセンターの情報面での後方支援を担当している。2017年より現職。
第4回
日比 保史(一般社団法人コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 代表理事、コンサベーション・インターナショナル バイスプレジデント)
㈱野村総合研究所、国連開発計画(UNDP)を経て、2003年より国際NGOコンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表。2010年よりCI本部バイスプレジデントを兼務。途上国における貧困削減に資する生物多様性保全、自然を活用した気候変動対策、自然資本経営などを専門とする。 環境省生物多様性民間参画ガイドライン検討委員、JICA社会・環境配慮助言委員会委員、モアツリーズ評議員、三菱商事CSRアドバイザーなどを務める他、上智大学、学習院大学、鹿児島大学などで非常勤講師。甲南大学理学部卒業、デューク大学環境大学院修了。
(モデレーター)星野智子(一般社団法人 環境パートナーシップ会議 副代表理事、一般社団法人 SDGs市民社会ネットワーク 業務執行理事)
環境・開発に関する国際会議や「国連持続可能な開発のための教育(ESD)」の推進、生物多様性COP10やG7サミット、環境大臣会合における環境NGO活動をサポート。地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)の運営を行う環境パートナーシップ会議(EPC)の副代表理事として、対話の場づくりなどパートナーシップ推進を行う。アフリカ日本協議会、日本NPOセンター、海外環境協力センターの理事、CEPAジャパンの監事などを務める。
第5回 調整中