2019-11-01

【〆切2/7】“民主化後”を取材しよう!『Global Media Camp in ミャンマー』参加者募集

 

54年ぶりの文民政権の誕生(2016年)で沸いてから、もうすぐ4年が経ちます。世界から大注目されたミャンマーも今となっては昔のこと。メディアに取り上げられる機会もめっきり減りました。

ですが気になりませんか? 民主化された後のミャンマーはいまどうなっているのか、を。民主化=みんな幸せ、では決してないのが世の常です。

途上国を取材して記事を書き、それを発信するプログラム『Global Media Camp』は、実は過去に開催した32回のうち、ミャンマーが9回を占めています。近年はお休みしてきましたが、2年半ぶりにミャンマーを復活させます。

その理由は2つあります。

1)民主化が達成された後の“ミャンマーのいま”を追いたい。政治が変わって、庶民の生活はどう変わったのか。かつては“東南アジア最強の国”だっただけに、発展のスピードは速そうです。どんなプラスがあったのか。社会にひずみは出ていないか。ちなみにアジア開発銀行(ADB)は、ミャンマーは2030年までに中所得国になると予測しています。

2)ミャンマーで、めいっぱい取材していただきたい。2020年春に『Global Media Camp』を開催する4カ国(ミャンマー、コロンビア、ベナン、インド)の中で最も取材しやすいのがミャンマー。親日国で、ホッと落ち着くこの国は、途上国初心者にもおススメです。

『Global Media Camp』で取材し、書いた記事は、リライトを重ね、参加者の署名記事としてganasのサイトで発信します。過去には「いいね!」が5000を超えた記事も。大手メディアがカバーしない取材記事を発信することにも大きな意義がありますよね!

プログラムにはganas編集長が全行程に同行し、参加者の学びをマンツーマンでサポートします。

インプット(取材)とアウトプット(記事執筆&発信)を毎日繰り返すことで、ミャンマーを深掘りする/多角的にとらえることはもちろん、「情報を引き出す力」「要点をまとめる力」「伝える力」など“一生もののコミュニケーションスキル”の向上も目指します。

■『Global Media Camp in ミャンマー』の概要

◎場所:ミャンマー・ヤンゴン
◎期間:2020年3月8日(日)~3月15日(日)
*2020年3月8日に現地集合(当日着の希望者に限って、ヤンゴンの国際空港でお迎え)、3月15日に現地解散、7泊8日の現地研修プログラム
*フライトについてはご相談ください(10月18日現在、往復5万円台からあります)
◎料金:学生14万8000円、一般16万8000円
*渡航費(航空券は早めに買われた方が安いです)、保険代(2000円程度)は含みません
*含まれるもの:講習費、宿泊費、取材先への移動費、通訳の費用、その他取材費用、食事代(朝、昼、夕。飲み物は除く)、特定非営利活動法人開発メディアの年会費
*「学生」料金が適用されるのは、プログラム開始日の時点で大学・大学院・専門学校に在籍されている方
*「社会人限定4日間コース」(3月8日~14日のうちお好きな3泊4日)もあります(8万8000円)
特典として、2020年春の「グローバルライター講座(東京)」(5万円相当)や「77日記者研修」(5万8000円相当)に無料参加できます
*特定非営利活動法人開発メディアの会員でない方はご入会が必要です(1年間)
◎〆切:2020年2月7日(金)
2020年1月8日(水)までのお申し込みは「早割」として1万円割引(入金が完了していること)
ご友人同士で申し込むとそれぞれに1万円キャッシュバック(参加費1万円以上のganas主催プログラムに初めて参加する方が対象)! 早割との併用も可能です!
◎定員:最大8人程度(先着順)、最少開催人数4人程度
◎事前研修:2020年3月上旬または2月中旬、1月を予定(1回のみ。8時間程度)
*参加者の都合を優先し、日時を決めます。ご相談ください
*場所は東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばを予定
◎報告会2020年5~7月を予定(希望者のみ。記事を発信するだけでなく、プレゼンというアウトプットをする格好の機会になります)
◎主催:特定非営利活動法人開発メディア(NPOメディア「ganas」の運営団体)
問い合わせ先:devmedia.ganas@gmail.com
詳しい説明資料こちら
◎『Global Media Camp』参加規約:こちら
◎申し込み方法:お問い合わせいただければ申込書をお送りいたします。こちらをクリックしてもダウンロードできます。ご家族とご相談のうえ、記入した申込書をメールでお送りください。

*途上国を取材し、記事を書き、それを発信する『Global Media Camp』は唯一無二のプログラムとして大きな支持を得てきました。2014年春以来これまでに32回(8カ国10カ所)開いてきた実績があります。2020年春(2、3月)の開催地は、東南アジアのミャンマー(ヤンゴン)のほか、南米のコロンビア(メデジン)、西アフリカのベナン(コトヌー)、南アジアのインド(コルカタ)の4カ国を予定しています。お好きな場所を選べます。

■『Global Media Camp in ミャンマー』の基本的なスケジュール(予定)と取材先候補

3/8(日)現地集合
3/9(月)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
3/10(火)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
3/11(水)終日:記事の執筆&フィードバック
3/12(木)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
3/13(金)午前:取材、午後:記事の執筆&フィードバック
3/14(土)終日:記事の執筆&フィードバック、夜:フェアウェルパーティー
3/15 (日)午前:記事の執筆&フィードバック、ふりかえり、昼:現地解散

下のような取材先を候補として考えています(ご希望があればお気軽にお問い合わせください)。
↓↓↓
・Doe Eain (デザインを利用した街づくりをするNGO)
・Chu Chu(リサイクル商品の会社)
・Dream Train(日本のNGOジャパンハートが運営する孤児院)
・Thant Sin Metta(トイレ事情を改善するNGO)
・Shwe Sabwe(地方から出てきた子どもたちへOJTでレストラン教育を提供する団体)
・Yangon Heritage Trust Committee(ヤンゴンの建築遺産を保護する団体)
・Dacco(フェアトレードによる物作りを支援する店)
・Greenovator(ミャンマーの一次産業を活性化させることを目的に農業支援アプリを開発した会社)
・Recygro(リサイクルを通じた社会貢献を目指す会社)
・7887 Medical call center(24時間体制のメディカルコールセンターを運営する団体)
・Free Funeral Service Society(葬式サービスを提供する団体)

■『Global Media Camp』に参加すると得する3つの理由

1)途上国を取材できる!
‥‥『Global Media Camp』は、途上国を本格的に取材でき、記事を書き、それを発信する唯一無二のプログラムです。スタディツアーのように、担当者からレクチャーをひたすら受けるのではありません。参加者自らが自由に質問します(取材では主に英語を使います)。取材は、その国のことを短期間で少しでも深く、また多角的に知る手段のひとつ!

2)スキルアップできる!
‥‥『Global Media Camp』では新しい体験をするだけではありません。ネタ(良い話も悪い話も)や視点(切り口)を見つける力、情報を引き出すために質問する力、物事を掘り下げる力、要点をまとめる力、伝わる文章を書く力など“一生モノのコミュニケーションスキル”の向上を目指します。各回の参加者を最大8人に絞っているため、ganas編集長からマンツーマンでフィードバックを受けられます。頑張った実績として、現地取材をベースにした「署名記事」が残ります。記事には5000以上の「いいね!」がつくことも。ステレオタイプでない記事の発信にも意義がありますよね。

3)途上国を「複眼の視点」で見られる!
‥‥「途上国=貧困 or 幸せ」などと決めつけていいのでしょうか? 物事に対する見方は立場によってさまざま。『Global Media Camp』では複眼の視点で物事をとらえる方法を学びます。世の中には自分が知らないこと、自分自身で無意識に決めつけてしまっていることがたくさんあります。取材も含め、現地の人と話す時間をたっぷりとっていますので、疑問を直接ぶつけてみてください。脱ステレオタイプを目指しましょう。

*過去32回(8カ国10カ所)の開講実績をもつ『Global Media Camp』はアウトプット重視のプログラムです(毎日記事を書いてアウトプットします)。アウトプットにこだわる理由は、話を聞くだけでは知識の定着率はわずか5%ですが、他人に教えた(伝えた)場合は90%に上るという研究(ラーニングピラミッド)があるからです。20歳を超えたらアウトプット中心の学びに切り替えない限り、インプットしたことは頭に残らず、経験として積み上がりません。自己成長につながるのはアウトプットだと考えています。

■『Global Media Camp』で得られる5つのスキル

1)発見力
‥‥記事を書くには「ネタ&切り口」が不可欠です。毎日の取材ではまず、具体的なネタ探しと格闘します。ネタは、問題や長所を指す場合も少なくありません。ネタ探しの日々は「見つける力」(発見力)を向上させます。

2)質問力
‥‥ネタ&切り口を見つけたらおしまい、ではありません。関係する情報をいかに集めるかが重要。質問の仕方によって、得られる情報の質・量、ひいては記事の内容・レベルは大きく変わります。取材現場では毎日、記事を書くために必要なたくさんの質問をします。質問力(情報を聞き出す力)を集中的に鍛えます。

3)考察力
‥‥質問による情報収集(インプット)・ブレインストーミング・記事執筆(アウトプット)・講師からのフィードバックを繰り返すことで、物事を掘り下げる体験をします。「これまで見えなかったこと」が見えるようになることも。ここでカギとなるのは、“関係が一見なさそうなもの同士”をつなげて考える発想です(たとえば「宗教」+「SNS」=どうなるでしょう?)。意外なこと・つながりを見つけた瞬間はまさに快感!

4)要約力
‥‥要点をまとめる力もつきます。言いたいことが不明瞭な長い話は、とりわけ社会に出ると聞いてもらえません。内容を薄めずに、いかに簡潔に表現できるか。これは記事(特に見出し、リード)の書き方に通ずるものがあります。要約力はいま注目のスキルのひとつ。これを毎日特訓します。

5)文章力
‥‥カッコいい/美しい文章よりも、いかに伝わるか/読まれるかが大事ですよね? そのテクニックを学びます。文章力はコミュニケーション力の基本。レポートやエントリーシート(ES)の作成にも当然役立ちます。とりわけ最近は、電話よりも、メールを書く機会が増えているだけに、文章で伝える重要性は高まっています。

■『Global Media Camp』はこんな方におススメ(社会人&学生)

◎途上国を掘り下げたい人
・途上国を深く知りたい(世界人口の8割は途上国で暮らしています)!
・途上国の人と深い話をしたい!
・多様な途上国を多角的に見る方法を学びたい!
・途上国で将来、仕事したい!
・貧困、教育、ジェンダー、少数民族、難民、国内避難民、ソーシャルビジネス、NGO、国際機関など特定の分野を取材したい!
・過去(歴史)と現在、未来のつながりを取材であぶり出したい!
・フィールドワークをやってみたい!
・途上国の大学生と仲良くなりたい(友情は、その国をウォッチし続ける「基盤」となります)!
・青年海外協力隊、海外インターン・ボランティアに興味がある! 

◎メディア・広報・コミュニケーションに関心のある人
・メディアに疑問を感じるから、自分で取材・記事執筆に挑戦してみたい!
・自分の足で取材した途上国のことを多くの人に発信したい!
・プロのライターになりたい!
・記者の動きを一度体験してみたい!
・「ネタや切り口を見つける力」「質問する力」「深掘りする力」「要点をまとめる力」「伝わる文章力」を高めたい!
・英語を使って取材にチャレンジしてみたい!

『Global Media Camp』は2014年の春以来、フィリピン(セブ、ネグロス)、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、コロンビア、ベナン、インド(プネー、コルカタ)、タイの8カ国10カ所で合計32回開いてきました。参加者は合計174人。年齢は18~59歳と幅広いです。

大学生の場合、参加者が多いのは慶応大学、東京外国語大学、上智大学、早稲田大学、神戸市外国語大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、東京大学、筑波大学、法政大学、横浜国立大学、大阪大学、北海道大学、立命館大学、中央大学、津田塾大学、東京女子大学、ICU、日本大学、同志社大学、奈良女子大学、茨城キリスト教大学など。文系の学生はもちろん、医学や看護学、都市開発、建築、プラントエンジニアリング、農業などを学ぶ理系の学生の参加者もいます。

社会人ではJICA職員やNGO職員、会社員、大学教授、公務員、医師、看護師、会社経営者、青年海外協力隊の経験者・候補者・志望者、地域おこし協力隊、フリーランサーなどにご参加いただいています。

■帰国後はこんな特典も!
*継続してスキルアップできます。しかも無料で!

・ganas主催の「2020年春 グローバルライター講座」(東京)に無料で参加できます(一般5万円、学生3万5000円相当)。ただし簡単なお手伝いをお願いします。

・ganasのボランティア記者として活動し続けたいとコミットの高い方は、ganas主催の「2020年春 77日記者研修」(東京)に無料参加できます(5万8000円相当)。 

■『Global Media Camp』参加者の声(抜粋)

「自分の好奇心をここまで追求できるプログラムはない。『記事を書く』という前提があるから、普段なら絶対に聞かないことを質問し、その結果、意外なことがわかる。英語で取材するのもすごく楽しかった」(米田由実さん、学生)

「アウトプット(記事化)を前提としたインプットの重要性が身に染みてわかった。インタビューしても、自分が満足する情報量と、記事として人に伝えるための情報量は全然違うと実感した」(中里駿之介さん、学生)

「観光ではわからない部分、たとえば現地の人の考え方などを『取材』を通して見ることができる。アウトプット(記事化)することで、深く考えさせられた」(佐藤龍さん、学生)

「途上国で取材体験できるプログラムは他にない。マンツーマンの指導もある。記事化を前提としているから、どんなことを考えながら取材すべきかがわかるようになった。普通は見ることのできない世界が見られた」(大谷慶一郎さん、社会人)

「通訳を務めてくれるミャンマーの大学生と一緒に取材に行くので、友だちになれる。普通の旅行では訪れないようなところに行き、いろんな人の話を聞けた」(山上莉奈さん、学生)

「意外性を見つけることや具体的に質問することが重要だとわかった。読みやすい文章の書き方を教えてもらえたのも勉強になった。ボランティアや視察だけのツアーと違い、記事を書くという明確な目的があるので、体感的に学べる」(菱田睦美さん、学生)

「粘り強く質問して記事を書く作業は楽ではなかった。でも記事を完成させ、ganasのサイトにアップされた時の達成感は忘れられない」(松本陸さん、学生)

「政治的・民族差別的な話は、通常の旅行では避けることが多い。だが『取材』という前提でお邪魔しているので、現地の方と話がしやすかった。いきなり収入の話を聞けるなどの利点がある」(中野秀敏さん、社会人)

「“小手先の文章力”以上に必要なのは、深くて細かい情報をとってくる『インタビュー力』。インタビューする際に、『たぶんこうだろう』と決めつけないで、なんでも質問したほうが面白くて正確な記事になる。別の国のプログラムにまた参加したい」(山本在さん、学生)

「外国人とここまで蜜にコミュニケーションをとったことはなかった。良い記事を書くためには、少しでも多くその国のことを知ることが必須だから、必死に取材した」(成田丈士さん、学生)

「書くことに興味がある人に勧めたい。旅行では行けない場所・会えない人を取材できるので。ganas編集長にも直々指導してもらえる」(山口実咲さん、社会人)

■ミャンマー(ヤンゴン)のここが魅力・興味深い!

☑ミャンマー(ビルマ)は歴史的に東南アジアの強国だった。難攻不落といわれたタイのアユタヤ王国を陥落させたのは。ミャンマーのタウングー王朝。パーリ語で、アユタヤは「陥落しない(「ア」がしない)」との意味をもつが、陥落させたのでアをとって「ユーダヤ」とミャンマー人はタイのことを呼ぶ。

☑強国ゆえに、ミャンマーのコンバウン王朝はインド東部を勢力下に収めた。英国と3度にわたる戦争に敗れ、英国の植民地に。

☑英国はカレン族を統治に利用した(間接・分割統治)。ビルマ族は最下層。このことが、ビルマ族がカレン族に対する憎悪につながったともいわれる。

☑旧宗主国の英国はイラワジデルタを水田開発した。ビルマは1930年代、世界最大のコメ輸出国だった。

☑ミャンマー最大の都市ヤンゴンで暮らす主要民族は歴史的に少なくとも3度変わった。もともとはモン族、20世紀初頭は南アジア系(英国が連れてきた)、いまはビルマ族。

☑建国の父アウンサン将軍は第2次世界大戦中、英国からの独立を勝ち取るため、日本軍とともに、英国軍に対して戦った(アウンサン将軍は独立を果たす前に暗殺された)。日本軍の鈴木敬司大佐とアウンサン将軍の絆を描く映画が現在制作中。

☑軍事独裁者のネウィン大統領が「ビルマ式社会主義」を推し進めた(1960~80年代)結果、ビルマは、東南アジアで最も豊かな国から後発開発途上国(LDC)へ転落した。

☑軍政時代も日本はミャンマーに対して政府開発援助(ODA)を細々と続けた。象徴するプロジェクトがバルーチャン水力発電所。現在はティラワ経済特区をはじめ、大型プロジェクトが続々。

☑ミャンマーは世界的な出稼ぎ大国のひとつ。とりわけタイで働くミャンマー人は多い。バンコクの近郊には“ミャンマータウン”もある。

☑2011年に民政移管され、2016年には文民政権が54年ぶりに誕生した。だがいまだに国会議員の4分の1は軍人枠(選挙なし)。

☑ミャンマーは多民族国家。公式には135の民族(主要民族は8つ)がある。だがロヒンギャ(ベンガル系イスラム教徒)は含まれていない。

☑迫害されるロヒンギャは、国連によると約74万人が難民となって隣国バングラデシュに逃れた。仏教徒の支持を得たいアウンサンスーチー国家顧問からすれば、ロヒンギャの肩をもつ訳にもいかず、解決は困難。

☑2020年11月に国政選挙が実施される。アウンサンスーチー氏率いる与党「国民民主連盟(NLD)」を国民がどう評価しているのか、今後のミャンマーを占ううえで大注目。

☑一部の僧侶で構成する仏教の過激派グループがある。「969」「マバタ」など。反イスラムキャンペーンを展開する。

☑ミャンマーは慈悲深い国ランキング1位に何度も輝いた。上座部仏教では徳(ポン)を積むことが重要。寄進で建てられたのが、世界遺産にもなったバガンの仏塔の数々。

☑世界三大仏教遺跡と称されるバガン、迫力満点のゴールデンロック、アジア屈指の秘境ビーチといわれるンガパリなど、日本人がまだ押し寄せない観光地がたくさんある。プログラムの前後に観光できる。

☑受験戦争が熾烈。学習塾(チューシン)がいたるところにある。

☑ミャンマー料理はバリエーション豊か。おススメは、麺料理がおいしいシャン料理、さっぱりした味付け(一般のミャンマー料理は油っぽい)のカチン料理。お試しあれ。

■『Global Media Camp』の参加者が書いた記事。ご参考まで(こんな記事が書けます!! ぜひご一読を)。

「貧困=不幸ではない」は間違いなのか? ミャンマーのダラ地区で見た本当の貧しさ

イヌ=忠誠心、ミャンマー人仏教徒の「イヌ好き」は国民性!

冷蔵庫で水を冷やして売る! ミャンマー貧困家庭の知られざるBOPビジネス

返済率99.96%・生活が良くなった女性4割! ミャンマーのマイクロファイナンス機関「ソシオライト」の功績

マイクロファイナンスで「貧困の連鎖」を断ち切れるか、ヤンゴンの貧しい一家の物語

ミャンマー労使問題の裏に「汚職」あり、賄賂に苦しむ労働者たち

電車は速ければいいのか? 「車内の物売り」の視点で考える

200人に1人しか靴を履かないミャンマー人!? ロンジーにはサンダルがお決まりなのか

農民同士でQ&A!ミャンマー農業にも“Yahoo!知恵袋”があった

無料で3カ国語を習得!? ミャンマーの寺子屋で女子大生が夢を追う

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貧困地域の小中学生12人に「ミャンマードリーム」を聞いてみた! 医者・歌手・ダンサー

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ミャンマーにも「おふくろの味」があった! 隠し味は家族との思い出

ビルマ人イスラム聖職者が語る仏教徒との分断「フェイクニュースで加速」

シャンもラカインもムスリムも! ミャンマーの僧院学校は“スーパー寺子屋”だった

女性専用ホステルが就職支援! 因習打破に立ちあがったミャンマー女性起業家の挑戦

チェスから学ぶクリティカル・シンキング、投獄の歴史教師のフリースクール

「イスラムの教えを守ることが誤解解く一歩」、ヤンゴンのイスラム聖職者の思い

ミャンマーで「知的障害者カフェ開業」、26歳骨粗しょう症男性が抱く夢

都会の高架下で勉強する不就学の子どもたち、ヤンゴンの夜景に灯る希望の光

「真実をみんなに伝えたい」、ヤンゴンのジャーナリスト養成学校に通う16歳少女の夢

「夢はジャーナリスト」、16歳で親元を離れた首長族の女性

ミャンマー漁業発展の鍵は日本のカキ!?

「学校が教えてくれないので、うちが教えます」、いまミャンマーの民間教育団体がアツい!

ヤンゴンの秘密の花園女子寮、「門限6時」に隠れた親の意向

学校あきらめ家計支える子どもたち、ヤンゴン貧困地域の児童労働

目指すはトリリンガル園児! 中国系クリスチャンが展開する英才教育

■講師

長光大慈(ganas編集長)
途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」編集長/特定非営利活動法人開発メディア代表理事。雑誌「オルタナ」編集委員。上智大学法学部を卒業後、アジア最大の日本語媒体であるNNA(現在は共同通信グループ)のタイ支局とフィリピン支局を立ち上げる。電気新聞記者、フリーライター、デベックス・ジャパン・メディア部門責任者などを経て現職。合計10年以上の海外在住経験(米国、タイ、フィリピン、インドネシア、ベネズエラ)、およそ45カ国の渡航経験をもつ。青年海外協力隊のOBでもある。ハンモックのコレクター。

■コーディネーター

中原一就(Thein Tun Thitsar Travel and Tours Co., Ltd. 社長、ミャンマー・ヤンゴン在住)
2012年上智大学卒業後、北海道で半年の農業体験、千葉で半年の流通の仕事を経て、2013年からミャンマーで国際NGOのプロジェクトマネージャーとして活動。2017年に独立して会社を立ち上げ、社会課題の現場を巡るツアーを実施している。

■主催団体:特定非営利活動法人開発メディア

2012年8月17日設立。途上国・国際協力を専門とするNPOメディア「ganas」を運営。下のボードで記事を発信中。キャッチフレーズは「途上国を知る。世界が広がる。」

ウェブサイトhttp://www.ganas.or.jp
フェイスブックページhttps://www.facebook.com/ganas.or.jp
ツイッターhttps://twitter.com/devmedia_ganas
インスタグラムhttps://www.instagram.com/devmedia_ganas
メール:devmedia.ganas@gmail.com
所在地:埼玉県所沢市下安松521-6-101
電話:080-3432-4844(長光)、04-2968-5350

■『Global Media Camp』の報告会・説明会の全日程
~随時更新します。お気軽にお越しください! 途上国トークを聞くだけでも楽しめます~
*場所はJICA地球ひろば(最寄り駅は市ヶ谷)。12月27日のみ大阪。
*すべて無料です。

・11月9日(土)午後6時~7時45分
途上国のイメージをぶち壊す! 2020年春の『Global Media Camp in コロンビア/ベナン/ミャンマー/インド』説明会

・11月24日(日)午後6時30分~8時15分
地球の歩き方に載ってないところを取材すると何が見えるのか?『Global Media Camp inタイ』報告会

・12月6日(金)午後7時~8時45分
最短期間で途上国に詳しくなる方法!2020年春の『Global Media Camp in コロンビア/ベナン/ミャンマー/インド』説明会

・12月23日(月)午後7時~8時45分
世界を編集するとどうなるか?『Global Media Camp in コロンビア/ベナン/ミャンマー/インド』説明会

・12月27日(金)午後6時半~8時半
途上国のリアルを自分の足で取材しよう!Global Media Camp 報告会 in 関西

・2020年1月8日(水)午後7時~8時45分
春休みは記者になろう!『Global Media Camp inインド/ミャンマー/ベナン』説明会<今シーズン最後>

*個別でのご相談にも乗ります。ご連絡はdevmedia.ganas@gmail.comまで。お気軽にご連絡ください。

「途上国で記者に挑戦した自分をほめてあげたい」。『Global Media Camp』は、参加者にそう思ってもらえるような現地プログラムであり続けたいとブラッシュアップしてきました。2020年の春はぜひ、ベナン/コロンビア/ミャンマー/インドで記者になって、「途上国の生の知識の吸収」と「書く力などのスキルアップ」の2つを実現しませんか?

プログラム初日の夕食。あすから取材三昧。気持ちは高鳴る

プログラム初日の夕食。あすから取材三昧。気持ちは高鳴る

障がい者が通う職業訓練校で取材する参加者(右)。左がこの学校の生徒。中央は英語・ビルマ語の通訳。通訳を参加者ひとりひとりに付けるから取材がしやすい

障がい者が通う職業訓練校で取材する参加者(右)。左がこの学校の生徒。中央は英語・ビルマ語の通訳。通訳を参加者ひとりひとりに付けるから取材がしやすい

ヤンゴンの“原宿”といわれるレーダン地区を取材する参加者(右から2人目)。ファッショナブルなミャンマー人女性たちにドギマギ

ヤンゴンの“原宿”といわれるレーダン地区を取材する参加者(右から2人目)。ファッショナブルなミャンマー人女性たちにドギマギ

ヤンゴン川を越えると、貧困地区が広がる。このフェリーとフェリー乗り場はJICAの支援でできたもの。日本人は特別に無料で乗れる

ヤンゴン川を越えると、貧困地区が広がる。このフェリーとフェリー乗り場ははJICAの支援でできたもの。日本人は特別に無料で乗れる

この日は貧困地区の取材へ。サイカーと呼ばれるトライシクルに乗って移動

この日は貧困地区の取材へ。サイカーと呼ばれるトライシクルに乗って移動

貧困地区のなかに建つ家の中に入って取材。この一家は、2008年にヤンゴンに上陸したサイクロン「ナルギス」で家を失って以来ずっと掘っ立て小屋で暮らす。トイレはない

貧困地区のなかに建つ家の中に入って取材。この一家は、2008年にヤンゴンに上陸したサイクロン「ナルギス」で家を失って以来ずっと掘っ立て小屋で暮らす。トイレはない

取材が終わってホテルに戻ってきた参加者たち。取材で得た情報をまずは可視化させる。こうすることで、何にフォーカスして記事を書くかを決められる

取材が終わってホテルに戻ってきた参加者たち。取材で得た情報をまずは可視化させる。こうすることで、何にフォーカスして記事を書くかを決められる

ヤンゴン中心部の街並み。この街並みはいつまで残るのだろう

ヤンゴン中心部の街並み。この街並みはいつまで残るのだろう

協力してくれた通訳のミャンマー人(主に学生)たちを呼んでフェアウェルパーティーも開く。達成感と一体感を改めて味わう。プログラムが終わった後も友情は続く

協力してくれた通訳のミャンマー人(主に学生)たちを呼んでフェアウェルパーティーも開く。達成感と一体感を改めて味わう。プログラムが終わった後も友情は続く