2017-08-02

日本・ミャンマー合作の短編映画「一杯のモヒンガー」、9月のワッタン映画祭で上映へ

日本とミャンマーの映画関係者が協力して製作したミャンマー語短編映画「一杯のモヒンガー」(ミャンマー語原題:Mohingar Tapwe!!)がワッタン映画祭でのノミネートが決定しましたので、ここにお知らせいたします。これにより、9月上旬に開催されるワッタン映画祭で上映されることになります。

約28分の短編映画「一杯のモヒンガー」は、ミャンマー人向けにオールミャンマー語、ミャンマー人オールキャストで撮影された、ミャンマー初の料理コメディです。ミャンマーの代表的料理で、日本のラーメンに通じるモヒンガーを題材とし、若いモヒンガー職人が父の遺志を継いで、巨大組織に闘いを挑むストーリーです。

製作は日本側とミャンマー側が設立した「一杯のモヒンガー製作委員会」。制作は「Make Sense Entertainment Co., Ltd.」が担いました。監督は北角裕樹(きたずみ・ゆうき、東京都出身)、共同監督はアウントゥレイン(マンダレー出身)が務めました。脚本は平田悠子(ひらた・ゆうこ、東京都出身)、プロデューサーは新町智哉(しんまち・ともや、兵庫県出身)です。

ワッタン映画祭は、ミャンマーで最も古い映画祭で今年7回目を迎えます。独立系映画の発表の場として、若手映画関係者の登竜門となっています。今年は9月上旬、ヤンゴンのワジヤシネマで開かれます。

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この件に関する問い合わせ

新町智哉(プロデューサー)
+95-09771095840(Make Sense Entertainment)
tomoya@spreadmyanmar.com

ワッタン映画祭フェイスブックページ
https://web.facebook.com/wathannfilmfest/?sw_fnr_id=1566888045&fnr_t=0&_rdc=1&_rdr

【あらすじ】

ミャンマーナンバーワンのモヒンガー職人を父に持つ少年ネインジャンは、父に料理を教わりながら幸せに暮らしていた。そんなある日、父の手腕を欲した悪のモヒンガー秘密結社が店を訪れた。仲間に加わるように迫る組織に対し、父は一貫して協力を拒否。業を煮やした組織は店に火をつけ、父をこの世から消した。

ネインジャンは、父の敵討ちを誓い、モヒンガーの修行に明けくれる。そして15年後、一人前のモヒンガー職人になったネインジャンは巨大組織に闘いを挑んでいく。その時ネインジャンは、この戦いが自らの運命とミャンマーの伝統を賭けた闘いに発展するとは想像すらしていなかった…。

「一杯のモヒンガー」から

「一杯のモヒンガー」から

「一杯のモヒンガー」から

「一杯のモヒンガー」から